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自覚が大切な男性の更年期

チャイナビュー健康サロン

自覚が大切な男性の更年期

包 海燕(ほう かいえん)先生

画像の説明

最近、男性の更年期が注目されるようになりました。女性と違って閉経という明確なサインがない男性の場合、社会的な認知度が低く、本人も自覚しにくい傾向にあります。老化が始まる40代頃から、本人だけでなく周囲もサポートすることが大切です。

男性は8年周期で変化、性機能の衰えがサイン

最近、ようやく男性の更年期が話題に上るようになりましたが、まだまだ社会的認知度は低く、「更年期は女性特有のもの」と考え、ありている人が多いのが実情です。

女性のように月経周期の変化や閉経といった明確なサインがないため、本人も自覚しにくいという問題があります。

特に男性の更年期が始まる40〜50代は、身体的機能低下だけでなく、精神的にもストレスを抱えやすい年代です。働き盛りの40〜50代は、職場でも中間管理職として上からも下からもプレッシャーがかかる時期であり、家庭においても親の介護の問題や子どもの教育費の増大など、多くの問題が発生しやすい時期なのです。
 
女性と同様に不眠や不安感などの情緒不安が見られますが、本人の自覚がないまま心の不調を放っておくと、最近増加しているうつ病に陥ってしまうケースもあります。男性の中高年層に多い自殺も、更年期に入る年代と重なっていますから要注意です。

深刻な状態になる前に、本人の自覚はもちろん、家族など周囲の人も男性の更年期を理解し、サポートしていくことが大切です。特に原因が思い当たらないのに、排尿や性機能などの症状が現れたら、まず「男性の更年期」を疑ってみましょう。

 中医学では、男性の体のリズムは「8の倍数で変化する」と考えられています。老化曲線がゆるやかな女性に比べて、男性の場合は40歳から急激に下降線をたどります。まず40代から徐々に性機能の衰えが始まり、40代後半から50代にかけて排尿機能の衰えが見られるようになります。

男性の更年期に現れやすい症状は、次の5項目です。しっかりチェックして適切に対処し、不快な症状を改善しましょう。

(1)性機能の低下(腎精不足+女レ戟j=最も多く現われるのが、勃起不全などの性的能力の低下です。老化に伴う腎の機能を補う「海馬補腎丸(かいまほじんがん)」や「至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)」、血行を改善する「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」などが用いられます。

(2)不安感・うつ・疲労感(気虚+気滞女レ戟j=血行不良や気の停滞から起こりやすいのが、情緒不安です。「加味逍遥散(かみしょうようさん)」や「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」などで改善します。

(3)不眠・イライラ・のぼせ(陰虚陽亢+肝鬱気滞)=肝腎陰虚および肝鬱気滞のタイプに多く見られます。「星火逍遥丸(せいかしょうようがん)」や「天王補心丹(てんのうほしんたん)」、「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」などで改善します。

(4)頭痛・肩こり・物忘れ(腎虚+女レ吾nシ)=腎機能の低下と血行不良が原因で、代謝が低下したタイプ。「星火温胆湯(せいかうんたんとう)」や「海馬補腎丸(かいまほじんがん)」、「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」などで改善します。

(5)夜間頻尿・排尿困難・足腰のだるさ(腎陽虚+女レ戟j=陽気不足で体が冷えたタイプに多い。「八味丸(はちみがん)」や「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」、「海馬補腎丸(かいまほじんがん)」「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」などで改善します。

8の倍数で変わる男性のリズム

 0歳  誕生
 8歳  成長期(小学生)
16歳  思春期
24歳  男性としての成熟期のピークを迎える
32歳  ピークが続く
40歳  老化が始まる
48歳  性機能や排尿機能の低下
56歳  老化が本格化する
64歳  ゆるやかに老化する

男性の更年期に多い症状

性機能の低下
原  因=腎性不足+女レ・改善方法=補腎活血
主な中成薬=海馬補腎丸、至宝三鞭丸、冠元顆粒など

不安感・うつ・疲労感
原  因=気虚+気滞女レ・改善方法=補気疏肝・理気活血
主な中成薬=麦味参顆粒、加味逍遥散、冠元顆粒など

不眠・イライラ
原  因=陰虚陽亢+肝鬱気滞
改善方法=理気安神・補腎陰
主な中成薬=星火逍遥丸、天王補心丹、酸棗仁湯、杞菊地黄丸など

頭痛・肩こり・物忘れ
原  因=腎虚+女レ吾nシ
改善方法=星火温胆湯、海馬補腎丸、冠元顆粒など

夜間頻尿・排尿困難・足腰のだるさ
原  因=腎陽虚+女レ・改善方法=補腎陽・活血
主な中成薬=八味丸、牛車腎気丸、海馬補腎丸、冠元顆粒など

更年期の諸症状を改善するツボ

心愈(しんゆ)
第5胸椎の突起の下で、脊椎から左右外側へ指1〜2本分の所にある。動悸や息切れ、胃炎や腹痛などの胃腸症状、背中のこわばりにも効果的。

腎愈(じんゆ)
第2腰椎の左右外側で、肋骨の一番下にある。生命のエネルギーを司る腎の機能を整えるツボで、腰痛や更年期障害などの諸症状を改善する。

命門(めいもん)
ヘソの裏側にあるツボ。全身のバランスを総合的に整える働きがある。

(チャイナビュー 87号)

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