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飲む目ぐすり杞菊地黄丸の実力

目・耳鳴りに関する漢方
健康コラム・「飲む目薬」の異名を持つ杞菊地黄丸

目・耳鳴りに関する漢方

飲む目ぐすり 杞菊地黄丸の実力


画像の説明

作家 旭丘光志

2時間で視力が上がった! パソコン時代の救世主

目を体の中から癒す中国の知恵が凄い。眼精疲労から涙目、白内障、慢性結膜炎まで中国式・目の体操との組み合わせで驚くべき改善が。

 中国の“飲む目ぐすり”が、コンピューター作業従事者やパソコン愛好者、そしてテレビゲーム好きの間で愛用されはじめている。

 加速するコンピューター社会は、目と悩の集中的酷使をもたらし“VDT症候群”という新しい職業病(社会病といってもいい)を生みだした。VDT(ヴィジュアル・ディスプレイ・ターミナル=コンピューター端末機)を長時間見つめることをつづけると、目や体に多様な変調が出現してくるのである。

 目の疲れ、かすみ、眼痛、視力低下、慢性結膜炎、ドライアイ、頭痛、頭重、吐き気、不安感、自律神経失調、肩こり、腰痛、インポテンツ、無気力、慢性疲労症候群、睡眠障害、過敏性大腸症候群、ウツ状態、女性では流産の増加など。いずれも本人が気づかないうちに目からはじまって全身症状が深く進行していく。

「VDT症候群は目からはじまりますが、眼科医も従来のように目だけに注意を向けていたのでは本当の癒しにはつながりません。目も体全体と深いつながりがあるのです」
 
 札幌医大元助教授でいまは札幌で医療法人社団武田眼科を開業する武田眞医師は眼科医も体全体を視野に入れて治療にあたるべき時代に入ったことを強調する。

 これまで目の薬といえば、点眼薬が中心だったが、中国の飲む眼ぐすりはまさに全身機能の正常化と目の治療を一体のものとする中医薬(中国の漢方薬)で、目の受難時代の強い味方になってくれるはずである。

 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)−これが飲む目ぐすりの古来からの処方名で、中国では飲むと間もなく見えやすくなることから“明目地黄丸”という呼び方もされている。

 横浜・中華街ど真ん中の大きな漢方専門薬局“更生堂薬局”の原見榮薬剤師は、杞菊地黄丸が日本に輸入されるようになった十数年前から数えきれないほど沢山の人たちに飲む目ぐすりをすすめ喜ばれてきた。

 その原見薬剤師自身が呆れたという出来事を話してくれた。

 「3年前の夏のお昼ごろ中年男性がふらりとやってきたんです。これから運転免許の書き換えに警察へいくのだが、視力を上げる薬はないかというのです。
 3年前免許を取った時は、視力検査で係員が首を捻ったのを手を合わせて拝み倒してギリギリメガネなしで通してもらったけれど、それ以後非常に視力が落ちているので今回はメガネなしでは通らないに違いないとー。しかし、メガネで免許をもらうと運転するとき常にメガネをしなければ違反になるわけで、うっとおしいとおっしゃるんです。

 杞菊地黄丸で視力を上げることは、いつもやっていますからできるんですが、それでも2週間くらいはかかる。いくら何だって2時間後というのはねーそう申し上げたんですが、そんなものがあるのならダメでもともとだから飲んでみたい、と言って蠟皮丸の杞菊地黄丸を1粒その場で飲んで視力検査にいったんです」

 漢方エキスを蜂蜜で練って直径1センチくらいのアメ玉状にしたものを、白い容器に入れたのが蠟皮丸で、そのまま噛んで食べると甘くて結構美味しい(10粒入り・3500円。ほかに双料杞菊地黄丸という錠剤もある、360粒入り・3800円。日本中医薬研究会加盟店で)。

「その日4時ごろ、その方がニコニコしながら店へやってきまして“受かりましたよ”とおっしゃったんです。本当ですかって、こっちのほうがびっくりしましたよ。

 今回はメガネなしでまったく問題なくスッとパスした。と言うんです。目が明るくなったみたいでとても気持ちよく見やすいんだとー  私は自分で長く扱ってきながら、飲む目ぐすりの威力をそのとき再認識させられまして、以後、口コミもあって、いっそう目を酷使すう多くの人たちに愛用されるようになりました」

 いまでは飛行機のパイロットなど、常に視力を維持しておかなければならない人たちやコンピューター関連の人々が、予防的に杞菊地黄丸を愛用するケースも増えているという。

 杞菊地黄丸は薬だが、目と肝と腎の健康を守るために日常的に飲むことのできる8種類の漢方物質の集合体でもあるのだ。実際、主成分の菊花と枸杞子はそれぞれ健康茶としても飲まれているのである。

 日本の中医薬研究のリーダー的存在である東京薬科大学の猪越恭也講師も、健康維持のため自ら毎日2種類の漢方物質集合体を飲んでいるが、そのうちのひとつが杞菊地黄丸だ。はにかみながら語ってくれた。
「疲れやすく、精力減退の傾向があって、手足がほてり、のぼせやすい、そして口が渇くという体質を中医学では“肝腎陰虚”といいますが、この体質の人の健康維持には杞菊地黄丸はピッタリですよ」

猪越講師のように日常的に機能性食品的にも飲めることから、ここでは意識的に“飲む目ぐすり”と薬をくすりと表記したのである。


眼精疲労症状に82・2%の有効率

 「私は札幌医大の眼科で診察しているときから、眼精疲労に関わる多様な患者さんの愁訴が目だけではなく全身の不調と強い関わりがあることを感じていました。しかし、現代医学の薬物治療のなかでは、その両方を含めて全体的に治療する的確な方法がないのです。ところが漢方では“肝は目に窓を開く”“腎は肝を養う”という言葉まであるように、目と肝、腎の働きの相関性をきちっと理論家しており、その3者に働く杞菊地黄丸のような薬もある。東洋医学は完成された医学です。」

札幌竹田眼科の竹田眞医師は大学で診察にあたっていた1978年から1年間にわたって、眼科を開業していた先輩の持田祐宏医師と共同で“双料杞菊地黄丸による、眼精疲労症状を伴う慢性カタル性結膜炎臨床治療”研究をおこなった。

 男性9人、女性20人を対象におこなわれたその臨床の成果はまとめられて“眼科臨床医報”に発表されたが、全体の有効率82・8%という素晴らしいものであった。個々の症状についての有効率(改善率)も参考までに紹介してみる。(1人で症状の複合がある)。

 眼が疲れる77・8%、眼に乾渋感がある90・9%、全身倦怠感78・9%、頭が重い52・6%、眼がかすむ83・3%、足腰がだるい56・3%、眼の充血78・6%、眼が痛む71・4%、手足がほてる91・7%、口渇70%、のぼせ87・5%、耳鳴り12・5%。

 じつに見事な改善率だが、竹田医師はいま残念がる。
「当時は、私の漢方経験がいまよりずっと浅くてね、眼だけにしか注意がいっていなかったために、夜の尿の状態とか腰なえなど全身的で重要な改善ポイントを幅広く調べていないのです。そこまで視野に入れていたら、この研究はもっと厚みのあるものになっていたのでしょうね。現実に患者さんは全身的にとても元気になっていったのですから」
 治療患者には60歳代の人が10人、70歳代3人と高齢者も含まれており、老眼など人間の老化に対する杞菊地黄丸の働きも調べることが可能だった、と竹田医師は言っているのである。

「杞菊地黄丸のもともとの処方は“六味地黄丸”という中国古来の名処方なのです。頭がふらつき目の前が暗くなり、腰や膝がだるくて力が入らない。精力を失って口が乾く。尿の出に勢いがなく残尿感と余瀝(排尿後のしたたり)がある。喉と歯が痛み、汁が漏れ出る、という症状に効果的な処方です。ひと目でわかるように人間の老化と関わりの深い症状です。この六味地黄丸に強壮作用があり、目まい、糖尿病に効果のある枸杞子と、解熱、鎮痛作用があり頭痛、眼疾、のぼせを改善し長寿をもたらすといわれる菊花を加えたのが杞菊地黄丸なのです。

 44〜5歳くらいで老眼がはじまるような年代に入ったら、証が合う人は健康維持のために日常的に飲むというのはいいんじゃないかと思いますがね」

 中国・湖北省中医薬研究院講師の寇華勝(こうかしょう)医学博士は腎臓病研究の大家だ。筑波大学に留学し、東邦大学医学部でも腎臓の研究で博士号をとって、いまも日本に滞在中だが、20年以上も前から中国の医療現場で杞菊地黄丸を徹底的に使いこなしてきた体験を語る。

「杞菊地黄丸は中国ではどこの家庭でも常備しているポピュラーな薬です。とても幅広く使えるのです。
受験生の目の疲れなどに飲むのは当然ですが、そのほかには慢性肝炎や腎炎に使いますね。血圧の高いときやストレスのたまったときにもいい。疲労回復にも元気をつけるために飲みます。それと老化防止ね。中国医学では、腎経の働きが生命活動の根幹を支えるとしていますが、杞菊地黄丸は腎経を正常化させることで老化を防ぐのです。
 中国の病院では公費医療(健康保険)で白内障や視神経委縮や肝・腎の病気によく使われます。それと糖尿病の合併症にもね」

 寇医師はコンピューター関連のVDT症候群にも広く使うが、特に目の乾燥化には即効性があるという。

「コンピューターソフト会社の人はたいてい目をやられますが、かなりひどい人でも3ヶ月飲めば症状が消えます。じつは、わたしも毎日杞菊地黄丸を飲んでいるんです」
 多才な寇医師は兵庫県立尼崎病院の漢方名医松本克彦医師と共同で、漢方の証と処方のソフトの開発にも携わっているのだ。これまでに寇医師がつくりあげたソフトは、すでに日本の漢方医療の現場で日々医師たちに使われている。
「“久視傷血(きゅうししょうけつ)”といって、中国医学では同じものを長く見つづけると“血”を消耗するといいます。“血”とは水分のことです。それで目がかさかさになるのです」

 久視は長く見つづけることであり、凝視することにも通ずる。ミスの許されないコンピューター作業では、テレビを観るように楽に見るのではなく、表示画面の文字などを凝視する。しかも、4、50センチの至近距離から光源を見、そのうえさらに明るさの落差が大きいキーボードにも頻繁に目を走らせるから、こういうことを何年もつづけていると誰でも“久視傷血”に見舞われ。やがてVDT症候群に陥るのである。

その危険から免れるには、コンピューター作業の時間を短くすればいいのですが、会社などに勤めている場合、なかなか自由にはならないでしょう」
 
“傷血”ー 失われた水分はなんらかの方法で補ってやらなければならない。
「そのとき、西洋医学では失われた血(水分)を点眼薬で補い目を潤してやります。
 しかし、漢方では体の中から潤すのです。肝臓から“肝血”を送り込み、腎臓からは“精血”という二系統の水分を目に補ってやるのです。陰液を潤してやる、といいますが、このように体の内部から水分が補われる機能が働きはじめることが、すなわち根本から潤すということなのです」

 杞菊地黄丸を飲むことで“肝血”と“精血”が体内に産生される、と寇医師はいう。
「そして、もっといいのは“久視傷血”になる前にそれを防ぐことです。
 杞菊地黄丸を日常的に飲んで自衛する、というのが私のおすすめなんです。こ
ういうコンピューター社会で生きていかざるをえない以上、これがベストだと思います」
 私の体験からもね、と寇華勝医師は自ら頷いてみせる。


 目に関わる難病をも治した 

 神戸市・坂谷医院(眼科)の坂谷信一医師は、杞菊地黄丸を黄斑変性症、角膜表層炎、虹彩炎、糖尿病性網膜症など単なる目の疲労とはレベルの異なる本格的な疾病に使って多数治してきた。そのなかでも圧巻は原因不明の難病シェーグレン症候群の患者を3人も改善させたことである。
「シェーグレン症候群は目だけではなく、体のあちこちに多様な乾燥症が起こる乾燥症候群です。目でいえば、涙液分泌量が減ることから目の異物感や乾燥感が出、慢性結膜炎や角膜表層炎を起こしますし、口腔でも乾燥症が起き、口渇、粘り、虫歯増加、唾液減少に苦しめられます。さらに気管支の乾燥や膣の乾燥症も起こる。こうした激しい乾燥症のほか、多くの患者には慢性関節リュウマチなどの膠原病が合併して起こってきますので、自己免疫疾患ではないかとも考えられています。
 シェーグレン症候群は50代以上の女性に多くて、私が治療した3人も65歳、68歳、78歳の主婦で慢性関節リュウマチも伴っていました。残念ながら、この病気にはまだ決定的な治療法がないのです」
 そこで漢方的な治療を試みることになったのである。
 3人とも口渇や手足のほてりがあり舌も紅く苔が少ないため肝腎陰虚と証を割り出し、杞菊地黄丸と麦門冬湯という漢方薬を組み合わせて投与したのだ。
 「杞菊地黄丸は肝、腎との連携で目に根本的な潤いをもたらしますし肝臓からの明目効果も期待できる。麦門冬湯では涙や唾液の分泌量を著明に増すなど、体内に必要な水分(津液)を体の中で生みだす働きがありますので組み合わせてみたのです。結果は予測をはるかに超えるものでした。3人とも2週間で水分の分泌が改善され、さらに角膜表層炎まで癒されていったのです。
 これは杞菊地黄丸の基本方剤である六味丸の働きと考えられる。六味丸には腎の熱と肝の熱を鎮める沢瀉と牡丹皮が入っていますし、腎と肝の働きを補う地黄や山茱萸という生薬成分も含まれていますので、これらの肝臓と腎臓への効果が目の中で起きている炎症を癒したのでしょう。そのうえに目の機能を向上させる枸杞子と菊花が加えられているわけですからこれはもう文句なしでね」

 78歳の患者は検査データももっとも早くよく改善し以後安定した。68歳の患者は一進一退を繰り返しながらも結局は改善した。
「ただ65歳の女性だけは、いったんは改善したのですが、投薬を中止するとまた乾燥症状が出てくるんですね。これは薬が改善効果をあげているという証明でもあるんですが、しかしまだ根本的な癒しにまでは届いていないわけで長く飲み続けていくしかないのかもしれません」

 シェーグレン症候群に対するこの画期的な成果は“現代東洋医学”誌・別冊(医学出版センター・刊)で発表されて大きな反響を呼び、杞菊地黄丸独特の目への有効性をあらためて見直させるきっかけとなったのである。
 「杞菊地黄丸はDVT症候群のドライアイ(目の乾燥症)にも使いまして、効果的なんですが、ただ残念ながらこの薬は健康保険の適用になっていないので、一般的な来院患者さんにはちょっと使いにくいんですね
 結局、こういうものがありますよ、とご紹介して自分で薬局で買って飲んでいただくということになるわけです」
 飲む目薬というようなものは、杞菊地黄丸のほかにはない。このユニークな漢方薬が健保で買えないのはもったいないことだ、ということを酒谷医師は言外に込めているようにも受け取れたのだが・・・。


 中国式・目の体操との組み合わせで効果倍増 

 健康保険の適用外ということもあって、杞菊地黄丸は街の薬局で買って飲む人が圧倒的に多いのだが、そこでも耳を疑うような治癒例が続々と出ている。

 上野・菊滋堂薬局の斉藤浩爾薬剤師(44)も15年前から杞菊地黄丸をたくさんの人たちに飲んでもらっているというが、糖尿病性白内障から脊髄腫瘍、甲状腺機能低下と目以外の病気にまで幅広い効果をあげている。

「ただし、杞菊地黄丸単独ではなく、ほかの適切な漢方薬を組み合わせることで改善効果をより確実にするのですがねー
漢方の良さはお客さんの病態や体質を見ながら一人ひとりの体に合わせて調剤することで意外な切れ味を発揮させることができるというところにあるわけですから、なるべくなら漢方専門の薬局で相談しながら飲んでいただくといいのです。弁証論治(べんしょうろんち)といいまして中医学では、証(診断の根拠となる症候群や体質)から理論的にいまその患者が飲むべき薬を正確に割り出す方法論が確立されているんです。それがピタッと決まると、根治に結びつくんですよ」

 花村栄子さん(44・仮名)が緑内障で斉藤薬剤師のもとへやってきたのは10年前の春だった。弁証の結果、杞菊地黄丸と柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)を出すことにした。

「緑内障は房水の循環が悪くなって眼圧が異常に亢進し下手すると失明の危険もある病気です。水の代謝を正常化してやらなければなりませんし、花村さんは夜中に頻繁にトイレに起きるなど明らかに腎陰虚でしたので、この2種類の漢方薬の組み合わせにしたのです。

 花村さんの眼圧は左右とも30mmHgに達していました(正常は眼圧は18~20mmHg)。それが漢方薬を飲みはじめて一ヶ月目には21と22に下がり、三ヵ月後18と19でついに正常な眼圧に戻ったのです。
とはいいましてもまだ疲れるとすぐ眼圧が上がるという不安定な状態でしたから、漢方薬は飲みつづけていただきましてー
一年二ヶ月目に両目とも眼圧18で完全に安定したんです。自覚症状もまったくなくなってね。その後しばらくして薬はやめましたが、十年たついまも問題なしです」
 どちらか一種類だけだったとしたら、ここまで完璧にはいかなかったはずだ、と斉藤薬剤師はいう。

 いっぽう、杞菊地黄丸単独で白内障が治ったというケースもある。もちろんごく初期の白内障だったせいだろうとはいうのだが。
 目に急に白い膜がかかって見えにくくなった、と70歳になる青山多代さん(仮名)が、亀有の漢方薬局万寿堂松澤薬局へ飛び込んできたのだ。
 「目を見せていただくと黒目が全体に白くなりかかっていまして、ご本人は目がかすんでとても見えにくいという。私の経験からいって白内障だと思いましたが、とにかくすぐ自分のところの医師に診てもらうようすすめました。青山さんは近くの眼科医院の掃除婦さんだったのです。
 でも、老年性白内障はある程度進むまで待ってから手術するので、うっとおしくて嫌だ、とおっしゃる。そこで杞菊地黄丸の蠟丸のものを一粒その場で食べるといいますか、飲んでもらったのです。一日二粒ずつ食べるようにいうと十粒買っていきました。」
 青山さんは三日後、再び松澤薬剤師のところへやってきた。
「目の白い膜みたいなものが完全に消えていたんですよ。あんなに不安そうだった表情が晴れ晴れとしていてね。この薬は、凄い、うちの先生よりよく治すと大演説をぶってお帰りになったのですが、その翌日あたりから驚かされることになったんです。

 このお婆ちゃん、自分が働いている医院に来る白内障の患者さんをどんどん私んところへ連れてくるんです。自分の白内障が杞菊地黄丸で治ったことを話して、こっちのほうがいいよ、と連れてきちゃうんですね。ありがたいけれど、医院の先生に悪いからというんですが、聞く耳をもちませんで。青山さんのように、三日で治っちゃう人なんてめったにありませんが、それでもタイミングがよくて白内障のごく初期の人には一週間か10日で効果が出ましたし、ある程度の進行なら一ヶ月、二ヶ月とつづけるうちに改善しましたから、それらの人々の口コミもあって、一時うちは白内障の人でいっぱいでしたよ」

 青山さんは最初の十粒以外まったく食べていないが、その後も白内障が再発する兆しはなかったという。
「白内障以外の目の疾患にも杞菊地黄丸はたくさん出しましたが、証が合えば効果は抜群です、飲む目ぐすり、というキャッチフレーズはダテじゃなかったということなんです」

 松澤薬剤師は57歳になることから、自らも白内障予防のために毎日一粒の杞菊地黄丸蠟丸を食べている。

 はじめに紹介した横浜・更生堂薬局の原見榮薬剤師は、VDT症候群や白内障予防するにしても改善するにしても“中国式・目の体操”を組み合わせると、杞菊地黄丸の効果はいっそう確実で強力なものになる、と語る。
 「杞菊地黄丸をお出しするときには飲んでもらってすぐ、必ず私自身がその場で中国式・目の体操のやり方を指導してさしあげるんです。四種類の簡単なツボ刺激なんですが、店でやっていただく前にどのくらい見えるか店内に貼ってあるポスターなどを見て確認してもらうんです。そして、四、五分の目の体操が終わった後、同じものを見ていただくと皆さんびっくりされますよ。見え方が全然違うんです」

 中国では、ほとんどの小中学校で毎日十五分間、目の体操の時間がある。一昨年秋、私は中国・蘇州の小学校の教室でそれを見学させていただきビデオと写真を撮らせてもらったが、原見薬剤師が教えているのはそれとまったく同じものであった。中国の学校の校医の話では、この体操のおかげで近眼や乱視が激減したという。
 


















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